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毎年、シヴァ・ラトゥリというお祭りの前3日間、インドはバラナシのアッシ・ガートで音楽祭が開催される。
演奏されるのは、インド古典音楽のドルパッド。 12拍子・14拍子・10拍子といったリズムサイクルの中、ボーカルや、ヴィーナ、スルバハールといった楽器が、即興で音楽が紡ぎだす。 伴奏は全てパカワジという両面太鼓で行われるのだが、奏者によって、その音色が大きく異なるのが面白い。 無邪気だったり、直線的だったり、体育会系だったり、荘厳だったり。 翼だったり、春の海だったり。 特に、最終日のオオトリで、ダガール(ボーカル)の伴奏を務めたシュリカント・ミシュラ氏の演奏は圧巻。 あれぞドゥルパッド。 長い詩を聞いているようだった。 僕は2日目に、サーランギの伴奏で金子哲也と演奏し、ありがたいことに賞までいただきました。 全ては僕のグルジーErnakram S Ramakrishnan、偉大なパカワジ奏者Shri Kant Mishra、そして金子哲也のおかげです。 ありがとうございます。
by ghatamplayer
| 2006-03-02 01:36
| ■ 日記
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